후리가나로 읽는 일본 고전
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しきぶこうじ
式部小路
泉 鏡花
泉 鏡花의 式部小路(しきぶこうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,847자 · 149화면
眉も目も鼻も口も、歪んで、曲って、独りで拗ねて、ほとんど居堪らないばかりの心地。
もうお夏の、こう隔てのない、打開けた、――、敵討の、駈落の相談をさるるような、一の(当てて御覧)がなかったら、火の玉は転がって、格子の外へ飛んだであろう。
が、忽然として青天、急にその膝へ抱き上げられたように感じた。ただし不意を喰ったから、どぎまぎして、
「酒、酒です。」
と筒抜けのぼやけ声。しかも当人時ならず、春風胎蕩として、今日九重ににおい来る、菊や、菊や――酒の銘。
お夏は驚いて目をった。真面目に唖然たるものこれを久しゅうして、
「駄目。おばさん、この人はね、酒だか私だか分らないの。ちょいと早く呑まさないと、私を噛ろうも知れないよ。」
「お嬢さん、」と例の敗亡。
「唯今、ですがお嬢さんは、ほんとうに何を買っていらっしゃいました。大概そんなことはありますまいが、もしか、つくと不可ません。」
「可いのよ。先生のめしあがるもんなんざ、ねえ、愛吉、」
「まあ、貴女、」
「可いの。ねえ愛吉、お前が来ると知れているのなら、呼ばなくッてもいいんだっけね。」
首尾は大極上々吉、愛吉堪りかねて、