후리가나로 읽는 일본 고전
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しきぶこうじ
式部小路
泉 鏡花
泉 鏡花의 式部小路(しきぶこうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,847자 · 149화면
見ると、――柳屋のだろうじゃがあせんか。面と向ってついぞ言を交わしたということもないのですが、先生、貴下も御同然に、こりゃ社用外のさがしもので、しばらく行方が知れないのを、酷く心配をいたしておりましたで、思わず膝を拍って私。
(お夏さん。)と申しました。……
思いがけない様子でした。こりゃ理だ。実は私の方が思いがけないんで。お顔を覚えておりません。誰方、という挨拶で、ちと照れましたがな。以前、人形町辺に居りました時分ちょいちょいお店へ参って、といってこの天窓に対して、(肖顔画などを孫どもに買ってやりましたで存じております、)などと遣ったですて。
まず、これへ、と人様のものでお愛想。自分も拝借をしておりましたし、まだ二ばかり据えてありました陶器ものの床几を進めると、悪く辞退もしないで静に腰をかけたんですが、もみじの中にその姿で、いかにも品が佳い。これでさげ髪だと何の事はない、もみじ狩の前シテという処ですが、島田の姉さんだから、女大名。
私は太郎冠者というやつ、腰に瓢があれば一さし御舞い候え、といいたい処でがしたが、例の下卑蔵。殊に当日はあすこを心掛けて参ったので、煙草は喫まず、その癖、樹下石上は思いも寄らん大俗で、ただ見物も退屈、とあらかじめ、紙に捻って月の最中というのを心得ていましたから、(ちとお歌でも