일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せいかくひはんのもんだい

性格批判の問題

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 性格批判の問題(せいかくひはんのもんだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,808자 · 16화면

아오조라 문고

住む人の、生活様式、趣味、家族の年齢、性癖などと、あらゆるものを考慮に入れなければならない上に、一本の柱や一片の木材までが、それぞれ生きた表情を形造るのである。これくらい厄介な骨の折れる仕事は他にあるまいという。――そして出来上った住宅を見ると、みなそれぞれ一の表情を具えているし、一の性格を持っている。不用らしく見えるものでもみな何かしらの役目を帯びて、全体が殆んど有機的な組織をなしている。文芸作品も、こうした有機的な組織を保っている――保っていなければならない。作品のもつ力は――その生活力は、この有機的組織の緊密の度合に懸っている。そして傑れた建築家は傑れた批判者であって、その批判の眼から、構成の緊密さが得らるる。

ドストエフスキーやトルストイの或る種の作品に、芸術的構成の緊密さが欠けていることは、決してこの大作家等の名誉とはならない。プルーストの「失われし時を索めて」やジョイスの「ユリシーズ」などは、殊に後者は、小説の在来の形式を破壊するものだと云われているが、その芸術的構成には並々ならぬ苦心が払われている。この苦心が如何なる種類のものか、吾々はも一度考え直してみる必要があろう。