후리가나로 읽는 일본 고전
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かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 怪人二十面相/少年探偵団(かいじんにじゅうめんそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,130자 · 422화면
「ホウ、無意味でなかったって? それはいったい、どういうことなんだね。」
警視総監が、ふしぎそうに名探偵の顔を見て、たずねました。
「あれをごらんください。」
すると明智は窓に近づいて、博物館の裏手のあき地を指さしました。
「ぼくが十二月十日ごろまで、待たなければならなかった秘密というのは、あれなのです。」
そのあき地には、博物館創立当時からの、古い日本建ての館員宿直室が建っていたのですが、それが不用になって、数日前から、家屋のとりこわしをはじめ、もうほとんど、とりこわしも終わって、古材木や、屋根がわらなどが、あっちこっちにつみあげてあるのです。
「古家をとりこわしたんだね。しかし、あれと二十面相の事件と、いったい、なんの関係があるんです。」
刑事部長は、びっくりしたように明智を見ました。
「どんな関係があるか、じきわかりますよ……。どなたか、お手数ですが、中にいる中村警部に、きょう昼ごろ裏門の番をしていた警官をつれて、いそいでここへ来てくれるように、お伝えくださいませんか。」
明智のさしずに、館員のひとりが、何かわけがわからぬながら、大急ぎで階下へおりていきましたが、まもなく中村捜査係長とひとりの警官をともなって帰ってきました。