후리가나로 읽는 일본 고전
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あしのうら
怪奇探偵小説名作選7 蘭郁二郎集 魔像
蘭 郁二郎
蘭 郁二郎의 怪奇探偵小説名作選7 蘭郁二郎集 魔像(あしのうら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 109,233자 · 223화면
さて、景岡秀三郎はその密室に這入りますと、いつもさっきの寝椅子にゴロンと横になるのです。斯うすると、恰度眼の前二尺ばかりのところへ浴槽の底の硝子板が来るのでした。
そうして楽々と寝そべって、タバコをふかし乍ら、その世にも奇妙な、滑稽極わまる、徹底的曝露舞踊を、独りニヤニヤと眺めている――この彼自身の姿に彼自身、狂いそうなウレシサ、とてもたまらないタノシサを感ずるのでした。
三
この頭の上を舞り廻る裸形のダンサー……ああ、とても罪なことに、その中には○○も○○もあらゆる階級の人が、何んにも知らずに舞っているのです……に放心したような月日を送っていた景岡秀三郎も、興味的にのみ眺め暮していたのが、いつとはなく観察的にそれ等を見るようになったのでした。
で、一番始めに眼についたのは、矢張り一番近いところにある『足の裏』です。足の裏にもこんなに種類があるものか――、秀三郎はなんの気もなく足の裏を観察し始めて、思わず驚嘆の声を上げたのです。各人各様、とはよくいったもの、馴れるに従って足の裏をみた丈で、いま入浴しているのは誰々――とハッキリいいあてることが出来るほど、夫々に特徴を持っているのです。