일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きょうふのくちぶえ

恐怖の口笛

海野 十三

海野 十三의 恐怖の口笛(きょうふのくちぶえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 60,713자 · 122화면

아오조라 문고

が、それはすぐ消えて、室内はまた暗澹の中に沈んだ。その代り、なにか重いものを引擦るようにゴソリゴソリという気味のわるい音がした。

一郎は教授に耳うちして、室内の電灯のスイッチの在所を訊いた。それは室を入ったすぐの壁にとりつけてあるということだった。彼は教授の留めるのも聞かず、勇躍飛んで出ると、スイッチを真暗の中に探ってパッと灯をつけた。たちまち室内は昼を欺くように煌々たる光にみちた。

「呀ッ、怪しい奴がッ!」

見ると黒板の左手にあたる窓が開いて、そこに一人の男が片足かけて逃げだそうとしていた。

「待てッ!」

と声をかけると、かの怪漢はクルリと室内に向き直った。ああ、その恐ろしい顔! 左の頬の上にアリアリと大痣のような形の物が現れていた。

「ああ、彼奴だッ」

一郎はそう叫ぶと、なおも逸って怪漢に飛びつこうとする蝋山教授の腰を圧さえて、教壇の陰にひきずりこんだ。

ダダーン。

轟然たる銃声が聞えたと思うよりも早く、ピューッと銃丸が二人の耳許を掠めて、廊下の奥の硝子窓をガチャーンと破壊した。一郎の措置がもう一秒遅かったとしたら、教授の額には孔があいていたかもしれない。