일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あくまのもんしょう

悪魔の紋章

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 悪魔の紋章(あくまのもんしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,280자 · 301화면

아오조라 문고

まさか短刀など隠していようとは思いも及ばなかったのです」

宗像博士は大切な犯人を殺してしまった失望に、説明もしどろもどろであった。

成程、死人の身体には、解けた細紐が幾重にも纒いつき、その端が側の柱に括りつけてあった。宗像博士が、常に身辺を離さぬ、絹糸製の丈夫な細紐である。

「どうしてこれを解くことが出来たんだろう。まさか縛り方が悪かったのではないでしょうね」

明智は柱の側にしゃがんで、その細紐を調べながら、半ば独言のように呟いた。

「僕もそれを不思議に思っているのです。捕繩のかけ方ぐらいは心得ているつもりですが」

博士も不審に耐えぬ面持だ。

「宗像さん、この女は自殺したのではないかも知れませんね」

明智がふと何かに気附いたらしく、妙なことを云い出した。

「エッ、自殺でないというと?」

宗像博士も中村警部も、意外な言葉に、明智の顔を覗くようにして、聞き返す。

「他殺ではないかと思うのです。誰かがこの女の心臓を抉って、その短刀を死人の手に握らせた上、自殺と見せかける為めに、あとから繩を解いて置いたとも考えられますからね」

「しかし、誰が何の為めにそんな真似をしたのでしょう。