후리가나로 읽는 일본 고전
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あくまのもんしょう
悪魔の紋章
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 悪魔の紋章(あくまのもんしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,280자 · 301화면
それから警察医の検死、鑑識課員の指紋検出、訊問と、取調べは型通りに進んで行ったが、雪子さんの死因が毒殺らしいこと、死後八九時間しか経過していないことなどが推定された外は、別段の発見もなかった。例の怪指紋は宗像博士が発見したものの外には一つも検出されなかった。
その取調べの最中、現場に立合っていた宗像博士のところに、惶しく一枚の名刺がとりつがれた。博士はそれをチラッと見ると、すぐさま傍らにいた中村捜査係長に囁いた。
「助手の小池君がやって来たのですよ。例のカフェ・アトランチスの件で至急に会いたいというのです。態々こんなところまで追っかけてくる程だから、恐らく何か大きな手掛りを掴んだのでしょう。別室を借りて報告を聞こうと思いますが、あなたも来ませんか」
「アトランチスというと、木島君が手紙を書いたカフェですね」
「そうです。あの手紙を白紙とすり換えた奴が分ったかも知れません」
「それは耳よりだ。是非僕も立合わせて下さい」
警部はそこにいた係員に耳打ちして、階下の応接室を借り受けることにし、小池助手をそこに通すように頼んだ。
二人が急いで応接室に入って行くと、背広姿の小池助手が、緊張に青ざめて待ちうけていた。