일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ばしゃ

愛の挨拶・馬車・純粋小説論

横光 利一

横光 利一의 愛の挨拶・馬車・純粋小説論(ばしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 40,699자 · 78화면

아오조라 문고

から、人生哲学であり処世哲学であって、さらにすすんでは一国の治乱興亡の理数をつくし、これにたいして範をしめすのであるから政治哲学であり、天変地異、風雨の順逆を説き、稼穡播種の季節方式をあきらかにするのだから応用哲学であり、実用哲学で、これ以上のプラグマティズムは欧米にも決してない。しかもこのプラグマティズムは教法にして教法ではなく、学問にして学問ではなく、きわめて広大無辺、玄妙幽遠な運命学であるから、虞世南のいうごとくたしかに宰相の学でもある。しかし、その高貴な活用百事の易学も、一番早く易理の核心に通達するためには、他の何事よりも自分の最後の呼吸が肝心で、呼吸のきれる最後の瞬間というものには、天地万物、森羅万象いっさいの性情動作が、空間の霊意となってことごとく自分いっしんのうえに現れるのだから、今やまさに呼吸の切れようとする瞬間に向って精神を統一しなければならぬ。」と云う。

由良は湯から上って岩の上に並んだまま、歌のような紳士の言葉に聞き耽っているうちに、此の紳士はこれはただの狂人ではなく、たしかに教養は常人以上に優れている人物だと思い始めた。紳士は由良が静かな生徒のように自分を尊敬し出したのを感じたのであろう、しばらくするとそろそろ彼自身の身分を説明し始めて、自分は高等学校の校長をしながら物理化学を教え