일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず

憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず

吉野 作造

吉野 作造의 憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず(けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,839자 · 169화면

아오조라 문고

てある。この憲法の外にはこれを実際の制度として採用して居るものは余りない。

何故に人民投票制は実際上余り採用せられていないか。そは思うに、理論は別として実際は極めてこれを行うに不便であるからであろう。第一人民全体の意見を聞くということは、問題を「然り」「否」によって決し得るが如き最も単純な形にしなければ事実行われない。それにしてもこの方法の実行は事実極めて困難で且つ不便である。もっとも地域人口の狭小なる地方町村などにおいては比較的行われ易い。それでも住民の密集して居る都会でならば幾分行われ得るも、しからざる村落では極めて結果がよくないということである。地方団体において人民投票を行うの例は、瑞西国において相当に頻繁にこれを見るが、その結果は公平に言うて非常な不都合もないが、さればと言うて代議政体の欠点を補うという程の積極的の利益もまた無いとの事である。しからば徒に面倒な手数をかけて馬鹿げた無用の事をするというに過ぎない。こういう風に観られて居るので人民投票ということはつまり実験上余り好結果を奏せないものとなって居る。けれども理論の上からは、今日なお欧米の諸国においてもこれによって代議政治の欠点を補うべしとの議論が時々唱えられて居る。