후리가나로 읽는 일본 고전
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けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず
憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず
吉野 作造
吉野 作造의 憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず(けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,839자 · 169화면
従ってこの争闘において新しい階級は、常に新進気鋭の元気を有するに拘らず、古い階級の如く歴史的、社会的の便益に乏しきの結果として、とにかく捗々しき勝利を得にくいものである。時勢の後援によってヤット一歩進んでも、いつその領分を奪還せらるるかも分からない。しかしてこの新しき階級に向って、その一旦占めた領地を安全に保護してやるものは即ち憲法である。かくして憲法変更の手続というものは、自ら普通の法律よりもむつかしく定めらるるという事に成ったのである。故に憲法の効力が普通の法律よりも高いという事になった政治上の理由は、俗用の言葉を藉りていえば、民権の保護に在るといえる。憲法のこの形式的効力は、政治上においてこの意味に運用せられねばならぬものである。
第二には、憲法はその内容の主なるものとして(イ)人民権利の保障、(ロ)三権分立主義、(ハ)民選議院制度の三種の規定を含むものでなければならぬ。たとえ憲法の名の下に、普通の法律よりも強い効力を付与せらるる国家統治の根本規則を集めても、以上の三事項の規定を欠く時は、今日これを憲法とはいわぬようになって居る。従って憲政という時は、我々は直ちに人民の権利とか、独立の裁判権とか、民選議院とかいうような事を連想するのである。