후리가나로 읽는 일본 고전
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けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず
憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず
吉野 作造
吉野 作造의 憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず(けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,839자 · 169화면
憲政有終の美を済すとは何の謂ぞ
他の機関は、政府にしても、裁判所にしても、これを組織するものは政府の任命にかかる専門の官吏である。これら官吏の任命に関して人民はほとんど何ら直接の交渉を持たない。しかるに議会はまったくこれと異なり、これを組織する議員は人民の直接に選挙するところである。従って人民は自由にこれを左右し以て十分に民意を発表せしむることが出来る道理である。もし立憲政治というものが、後にも説くが如く、人民の幸福利益を、人民自らをして主張せしむるために出来たものであるとするならば、民選議院の如きは最もよくその本旨に協うものといわなければならぬ。こういう理由からして、この制度は近代の憲法には到底これを欠く可からざるものとして尊重せられて居る。この制度を欠く時は、いかに他の制度に関して完備せる規定を設けておっても、これを近代的意義における憲法とはいうことが出来ない。
以上を以ていわゆる近代の憲法なるものの欠く可からざる要件を尽くした。かくの如き要件を具備すれば、ここに憲法が存在するのである。かくの如き憲法を有してこれを政治の遵則とするものを、我々は立憲政治というのである。
憲政有終の美を済すとは何の謂ぞ