일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず

憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず

吉野 作造

吉野 作造의 憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず(けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,839자 · 169화면

아오조라 문고

さてこれより我々はいよいよこの主義を実際に適用すればどうなるかという問題の研究に移らねばならぬ。

前述の如く、民本主義は一般民衆の意嚮に拠って政策を決定すべしというのであるから、これを極端に徹底せしむるためには、人民全体が直接に政権に関与することにならねばならぬ道理であるが、これは事実不可能なる事論を俟たぬ。人民全般の直接政治は、古代希臘の都市的国家においては普ねく行われたと称せられて居るが、なるほど地域の狭い、人口の少なきこれらの小国家においては、あるいはこの方法は可能であったろう。それでも少なくとも幼少年と婦人とは政治圏内より除かれておったようである。否、青年の男子といえども、都会の住民即ち市民の外は、この公権を与えられていなかった。そは都市的国家は漸次その領域を都会以外の周囲に拡張したのであるが、これら新領土の住民は悉く奴隷として遇せられ何らの自由を与えられなかったからである。されば古代の小国家においても、人民の直接政治というものは文字通りには行われなかったのである。いわんや今日の如く地域も人口も広大なる国家においては、到底人民の直接政治は行われ得るものではない。