후리가나로 읽는 일본 고전
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わがじんせいかん
我が人生観
坂口 安吾의 我が人生観(わがじんせいかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,617자 · 23화면
主人や親に抵抗するのを悪事と見るのは、古来の風習であるが、召し使われる者や子供にも悲しく切ない理のあるもので、カサにかかって理を理として執りあげることを忘れて特権をふり廻す。だから、感情はモツレにモツレ、抑圧に抑圧を重ねることとなり、主殺しとか、親殺しというものには、最も殺して然るべき理由があるのが通例なのである。この理をわきまえずに、主殺し、親殺しを重く見るのは封建遺制にとらわれて正しい判断を失した者の云うことである。はじめから主や親に加担した法律などというものは、文明開化の世に在りうべきものではない。過去の妖怪にすぎないのだが、日本の法律は未だに妖怪のまま君臨しているという悲しむべき状態なのである。
出征した良人が外国から外国婦人をつれて帰還した。内地で待っていた妻と、外国婦人にとっては、その去就まことに真剣な問題であるが、昔同じような立場に立って良人と離婚したことのある婦人代議士が日本人の妻の方を訪ねて、私がそうであったように、あなたも身をひきなさいと忠告したということなども、婦人代議士は善意と親切のツモリで自分の罪を感じていないのだから、やりきれない。