후리가나로 읽는 일본 고전
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あるおんな
或る女
有島 武郎
有島 武郎의 或る女(あるおんな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 205,655자 · 406화면
二五
生まれかわらなければ回復しようのないような自分の越し方行く末が絶望的にはっきりと葉子の心を寒く引き締めていた。
それでも三人が十六畳に床を敷いて寝てだいぶたってから、横浜から帰って来た倉地が廊下を隔てた隣の部屋に行くのを聞き知ると、葉子はすぐ起きかえってしばらく妹たちの寝息気をうかがっていたが、二人がいかにも無心に赤々とした頬をしてよく寝入っているのを見窮めると、そっとどてらを引っかけながらその部屋を脱け出した。
二五
それから一日置いて次の日に古藤から九時ごろに来るがいいかと電話がかかって来た。葉子は十時すぎにしてくれと返事をさせた。古藤に会うには倉地が横浜に行ったあとがいいと思ったからだ。
東京に帰ってから叔母と五十川女史の所へは帰った事だけを知らせては置いたが、どっちからも訪問は元よりの事一言半句の挨拶もなかった。責めて来るなり慰めて来るなり、なんとかしそうなものだ。あまりといえば人を踏みつけにしたしわざだとは思ったけれども、葉子としては結句それがめんどうがなくっていいとも思った。そんな人たちに会っていさくさ口をきくよりも、古藤と話しさえすればその口裏から東京の人たちの心持ちも大体はわかる。