일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんたからじま

新宝島

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 新宝島(しんたからじま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 99,590자 · 197화면

아오조라 문고

というような身ぶりをして見せました。そして、又手帳をひらいて、さっきの白髪の老人が、その腕環をヘンリーに手渡している図をかくのでした。

つまり、その腕環は、老人が黄金の国から持ち帰ったお土産の一つで、それをヘンリーが老人からもらったのだという意味です。

それは、全体が蛇の姿に彫刻してある、何ともいえぬ妙な感じの腕環でした。まるで子供がいたずらでもしたような、あらけずりの下手な彫刻ですが、それでいて、グッと鎌首をもたげた蛇の頭が、いきいきとして、今にも動き出しそうに見えるのです。

少年達は、それを次から次と手に持って、しらべてみましたが、キラキラ光る美しい色といい、重さといい、いかにもほんとうの金製品らしく思われるのです。

哲雄君は、ふと思いついて、その腕環をかるく指にかけ、小石を拾って、たたいてみましたが、すると、リーンというような、なんともいえぬ美しい音色がします。ほんとうの金でなくては、そんな音がするはずはないのです。

ヘンリーは、哲雄君のかしこいやり方を見て、ニッコリ笑いました。そして、「その腕環は君達にあげるのだよ」という手真似をして見せるのでした。