후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 186,659자 · 372화면
夕立はすぐあがって、松や梧葉に夕陽が染まり、東山の空には、夕虹がかかった。
昨日は、参内候て、ことに申し沙汰、一しほ忘れがたく思ひ給ひ候。終日、みこころを慰まれ候事、つくし難く候。上洛候折りふしは、再々、待ち思し召候。
関白どのへ
これは次の日、勧修寺大納言を通じて、秀吉へ達しられた内勅であった。
秀吉はまず朝廷の疲弊しきった経済面に貢献をはかり、貧しい公卿を救恤するに努めた。
旱天に慈雨――猿楽の日の夕立のように――雲上人たちは、息をついた。
こうしておいて、彼は、例の佐々退治を目的とする北征の途にのぼったのであった。
そして、九月中旬。
北国から帰るとすぐ、また菊亭晴季と諮って、豊臣という新姓氏をたて、朝廷に請うて、以後、豊臣秀吉と称することになった。
関白は、氏の長者といわれ、参内には、内覧、兵仗、牛車をゆるされる人臣至上の職であるが、尾張中村の一百姓の子には、もともと、はっきりした氏も家系もない。
古くから文武の士の間には、源平藤橘の四姓があるが、源氏も平氏も藤原氏も橘氏も、みなその用と功によって、朝廷から命ぜられたもので、何も、末代まで四姓に限る必要はない。