후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 186,659자 · 372화면
奥村夫妻
いるだろう。――小兵衛にとっては、その点も、後顧のうれいは何もなかった。
奥村夫妻
その朝。梨ノ木峠をこえた佐々軍二万は、米出川の上流、宝達山の谿谷をわたると、はや、目ざす末森城や今浜の漁村などを、すぐ眼下に、指さすことができた。
午ごろ、上田村に出る。
村を、南北へ貫いている七尾街道こそ、加能両国をつなぐ動脈である。
成政は、ただちに、街道から小道までを遮断し、兵馬に糧と休息を与え、その間に、幕将の神保氏張、野々村主水、久世但馬、佐々与左衛門、野入平右衛門、寺島甚助、佐々平左衛門などを、ひと所に寄せて、手配をきめた。
まず。
加賀本国の敵の救援を断つため、神保氏張に全軍の約四分ノ一にあたる兵を割いて、末森城の南――大海川を境とする茄子山と川尻の辺に赴かせた。
また。
北方、七尾城との連絡を断つためには、羽咋川と末森城との中間地帯――出浜、敷浪あたりに、一線を布陣して、海上をも監視させた。
こうして、なお、直接攻撃の部署もそれぞれ決めた上、大将佐々成政は、城の正面、坪井山をうしろに、その山麓を、本陣とさだめて、
「陽の入りを合図に、一せい、攻めかかれ」