후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 186,659자 · 372화면
し、四国の長曾我部を降し、内海一帯を鎮め、転じて、宿題の佐々征伐を敢行し、北陸平定の基盤を前田利家にさずけ、また上杉景勝と一会の盟をかためるなど、その構想の大きいことと、南走北馳の迅速さとは、まさに、天正十三年の日本の偉観であり、同時に、秀吉出でて、日本は急に小さく狭くなったような気もちすら世人に与えた。
しかも、そうした夜も日もない軍務征令のほんの余暇のまに、彼は、関白職になり、豊臣の姓をたて、また母には、大政所の称位を請い、妻の寧子を政所として、内にも、内事の調えを、着々とすすませていた。
かれが、関白に就くや、かれの股肱もみな任官や叙爵をうけた。石田、大谷、古田、生駒、稲葉など十二人も諸大夫に任ぜられ、特に、内政の一刷新として、人材五人が選抜され、新たに、五奉行の文官制ができた。
前田玄以。増田長盛。浅野長政。石田三成。長束正家。
こう五名の奉行が分担する職掌の範囲は、次のようにさだめた。
前田玄以は、京都の所司代をかね、禁裡、寺社の一切を奉行し、洛中洛外の諸事を裁判する。
長束正家は、知行、勘定方の歳出入、物資の購入、徴税などの経済面一切を裁決する。