후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,757자 · 375화면
池田、筒井の兵力も一部の参加であったし、因幡の宮部、淡路の仙石なども、特に徴していなかったのである。
宇喜多、宮部は、中国の毛利の抑えに、池田、仙石は、阿波及び土佐にまたがる長曾我部元親の抑えに。
また虚に乗じて起るおそれのある根来や雑賀の土冦的なものに対して、畠山貞政や筒井の一部をもってその抑えとし、さらに、雪なお解けぬ江越方面の境にも、秀吉は、手許の武将を割いてまで、このことの前にちらほらと、幾隊かを目立たぬ程ずつ派していたもようであった。
で、秀吉には、今は後の憂いは何もない。尠なくも、万全をそれに尽し切って出た姿である。彼が、滝川一益を踏み潰しにかかるに、約一ヵ月のこの間の準備は、やや長すぎたし、また大懸りに過ぎるきらいがないでもなく見える。――しかし、一月七日、姫路を発して以来の彼は、胸中すでに、一滝川を敵の全貌と見てはいない。充分重視していたのは柴田である。彼自身、二回も雪中を冒して、柳ヶ瀬、賤ヶ嶽などの境を巡視しているように、彼はまた自然をも歳月をも恃みとはしていなかった。
戦は常に人智を超える。それはわれに観るところ、当然敵も奮うところだ。