일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,757자 · 375화면

아오조라 문고

弾はそこまで届かない。

旬日にして、寄手は夥しい犠牲をかさねた。この城、短兵急には陥ち難しと見えた。帷幕の作戦もまだこれに対して何らの神算なきものの如く特に新たな令も出なかった――こういう折も折、江北から急使が着いた。長浜、佐和山、安土などから前後して報じて来たのである。

事態は容易でない。世を蔽う時雲急潮は、真にその日その日、同じ姿の世でなかった。

――いわく。

「越前の先鋒、柳ヶ瀬を経、一部は早や江北へ攻め入りて候う」と。

次の急使もいう。

「柴田勝家、ついに、積雪の解くる日を待ちこらえず、数万の役夫をして、沿道の雪を払わせつつ、主力の大軍、徐々南進中に候う」

また、べつの飛札も、事態の急を、大々的に告げて、こう報らせていた。

(――柴田が軍勢は、ほぼ当三月二日頃、北ノ庄を発したるやに思われ、その先鋒、五日には、近江柳ヶ瀬附近、また椿坂にまで進出。七日、一部隊は早くもお味方の天神山へ迫るの気勢を示し、他の部隊は附近村落、今市、余吾、坂口辺りを放火しまわり、爾後、大将勝家以下、前田利家らの中軍およそ二万余は、なお続々南下中に相見え候う)

これらの報告を綜合して、秀吉はその半日のうちに、ほぼ勝家のうごきを坐ながらに知った。