후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,757자 · 375화면
獅子児一群
こうして、寄合い振舞いなどのできるのも、誰のためと思し召すか。五十年来打ち続いた合戦に、どれほどな武者輩が白骨となったでしょう。思えば、その方々へ、蔭膳の礼もせずに、今日、一杯の酒とて、飲めた義理ではござりますまいに」
と、窘めて、文句なしに、扱いすませたということである。
獅子児一群
玄蕃允の弟、柴田勝政は、前夜以来、兄玄蕃允の命をうけて、手兵三千と共に飯浦坂にあった。
飯浦坂というのは、琵琶湖北岸の入江にある小部落から、賤ヶ嶽の西にかかる山ふところの坂道をいう。
地勢は極めて狭い。
もし、戦況が不利となれば、立ちどころに、危地となる惧れがある。
で、玄蕃允は、自己の率いる本隊を、余吾の水際から清水谷を経て、急速に引き退かせつつある間に、勝政の支隊へも、使いを飛ばして、
「事態は急変。お許にも、飯浦坂の堀切を捨て、早々、峰道を西へとり川並、足海峠のあたりまで、一気に兵を退げられよ」
と警告していた。
すでにその前から、飯浦部落や賤ヶ嶽から、羽柴方の先鋒が、散弾的にこれへ襲撃を示して来て、勝政の麾下は善戦していたが、玄蕃允の伝令をうけるに至って、
「さては、何事か起って、にわかに、作戦がえになったものとみゆる」