일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,757자 · 375화면

아오조라 문고

傷口の場合と同じように、水むしの陣地を、灸で包囲し、病巣を火攻めで殲滅しつくすのである。

玄蕃允が、他念なく、灸をすえている間に、土地の百姓は、ひそかに語らい合い、

(捕まえて、褒美にあずかろうではないか)

と、その夜、二将を泊めて、寝小屋を包囲し、猪縛りにして、曳いて来たものだった。

秀吉は、それを聞いて、

(大出来といいたいが、百姓にしては、出来過ぎている所業――)

と、あまり喜悦の様子もなく、却って、百姓たちの期待とはまったく反対な厳科をもって彼らに酬うたことは先に記したとおりである。

翌二十三日。

秀吉は、いよいよ、勝家の本拠地、北ノ庄へ馬を進めた。

前田父子も、参加した。

この日も、先鋒は堀久太郎秀政。

府中から北ノ庄までは、行程わずか五里余りである。当日午後にはもう越前第一の都府、北ノ庄の城下は、九頭龍川の畔にも、足羽山の要地にも、秀吉方の兵馬を充満していたのであった。

途中、徳山則秀の一族や、不破光治(勝光の父)などの、すでに風を望んで、陣門に降って来た者もすくなくない。

秀吉は、足羽山に陣し、水も漏らさぬさしずを下して、北ノ庄城を完全に包囲させた。