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うんめい
日本の文学 3 五重塔・運命
幸田 露伴
幸田 露伴의 日本の文学 3 五重塔・運命(うんめい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 100,648자 · 198화면
北固山は宋の韓世忠兵を伏せて、大に金の兀朮を破るの処たり。其詩また想う可き也。劉文貞公の墓を詠ずるの詩は、直に自己の胸臆をぶ。文貞は即ち秉忠にして、袁の評せしが如く、道衍の燕に於けるは、秉忠の元に於けるが如く、其の初の僧たる、其の世に立って功を成せる、皆相肖たり。蓋し道衍の秉忠に於けるは、岳飛が関張と比しからんとし、諸葛亮が管楽に擬したるが如く、思慕して而して倣模せるところありしなるべし。詩に曰く、
良驥 色 羣に同じく、
至人 迹 俗に混ず。
知己 苟も遇はざれば、
終世 怨み※まず。
偉なる哉 蔵春公や、
箪瓢 巌谷に楽む。
一朝 風雲 会す。
君臣 おのづから心腹なり。
大業 計 已に成りて、
勲名 簡牘に照る。
身退いて 即ち長往し、
川流れて 去つて復ること無し。
住城 百年の後、
鬱々たり 盧溝の北。
松楸 烟靄 青く、
翁仲 蕪 緑なり。
強梁も 敢て犯さず、
何人か 敢て樵牧せん。
王侯の 墓累々たるも、
廃すること 草宿をも待たず。
惟公 民望に在り、
天地と 傾覆を同じうす。
斯人 作す可からず、
再拝して 還一哭す。
蔵春は秉忠の号なり。盧溝は燕の城南に在り。此詩劉文貞に傾倒すること甚だ明らかに、其の高風大業を挙げ、而して再拝一哭すというに至る。