후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんのび
日本の美
中井 正一
中井 正一의 日本の美(にほんのび)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,126자 · 187화면
この事件は当時の芸術観が科学ならびに機械に対してもった一つの結論を示すものとして興味深い。かのラスキンの鉄道線路に示した憎悪のごときもまたそうである、しかしテニソンはそれに対して静かにいう、「芸術は自然のごとく、その花をもって路さえも、鉄道の盛土の堤さえをも蔽いうる」と。あるいはそうであったかもしれない。なぜならばすでにコルビュジエはかのプリズムの光を指して、「魂の数学的作品である」と称し、かぎりない美しさとして捉えている。野のかなたに孤を描く虹の美しさを何びとも否まないであろうけれども、また私たちは実験室の闇の中に交錯する鋭い光の線条に対して特殊の魅惑を感ぜずにいられないであろう。そしてそこに新しき詩の形態を感ずるであろう。そこにこの半世紀において見ることの意味が、おのれみずから何ものかほかのものに姿を変えつつあることを知らなければならない。
例えばコルビュジエの「見ざる眼」の意味する視覚、ベラ・ボラージュの「見る人間」、ヴェルトフの「キノの眼」に見いだすごとき視覚そのものの発展、それによる人の美意識の展開などが問題となるであろう。ベラ・ボラージュは印刷機械が人の思惟形態の意味を変えたるごとく、カメラのレンズの出現は人の視覚形態の意味を変えたとのべている。