후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんのび
日本の美
中井 正一
中井 正一의 日本の美(にほんのび)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,126자 · 187화면
六
その意味で「……として」の構造 Als-Struktur はもたない。寧ろ Vor-Struktur としてすでに気分的に判っていながらうまくゆかないのである。そして練習の後に始めて「……として」はっきり判るのであって、この二つの構造の中間構造として、この愈々深まり行く実存的気分的性格は特異性をもつのである。この気分はスポーツマンではお互に緊って行こうといった様な言葉でいいあらわされている。すでにあるフォームへのマンネリズムな頽落、好い加減なミーティング、フォームを整えての力抜き、それらのものより脱出して、一刻一刻新しいフォームに向っての疑問と不安、不安を通しての悦楽に、更にその水なら水、土なら土、山なら山に向っての、いわば自然的機能に切込まんとする、「ウェルトへの愛」を通しての闘志にまでこの気分は関連するのである。
六
これまで解釈し来ったところのものは、スポーツマンが疲労を感ずるまでの気分である。彼等がその疲労を通して立上り始むるとき真のスポーツ気分が出るといえよう。リップスが指摘する様に耐えることは一応受動的である。この苦痛を感ずる意味での受動性は、その苦しみを持ちつづけ、抵抗し、打破り、耐切るとき、それは能動的なものよりも、もっと能動的なるものを含んでいる。