일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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にほんのび

日本の美

中井 正一

中井 正一의 日本の美(にほんのび)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,126자 · 187화면

아오조라 문고

六 文学――軽み・いき

六 文学――軽み・いき

これまで万葉より、古今、新古今の精神が、文学の中にいかにあらわれたかを顧みたのであります。

今度は、徳川時代、江戸の文学の精神について考えてみたいと思います。

江戸の人々の好みの中で、一般に「いき」という好みがあります。これはついに江戸、東京のみならず、徳川時代の日本全体にゆきわたった一つの趣味であります。いわば、美の一つのかたちであります。江戸時代の文学者の代表というべき芭蕉は次のようにいっております。

「西行の和歌に於ける、宗祇の連歌に於ける、雪舟の絵に於ける、利休が茶に於けるその貫道するものは一なり」

……中世の和歌の第一人者の西行法師のたどった道も、連歌の第一人者である宗祇という天才のいきついたところも、画家である雪舟がきわめつくした絵の極意も、お茶の利休が、立ちいたった芸道の涯も、いろいろその芸は異なり、人も違っているが、それを貫いている美の精神は、ただ一つであるに相異ない、と彼はいっているのであります。

そのただ一つのものは、しかし、ポケットからいつでも出せる「物指し」のように簡単でもなければ、単純なものでもないのであります。