후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんのび
日本の美
中井 正一
中井 正一의 日本の美(にほんのび)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,126자 · 187화면
『万葉』においては「さやけきこころ」、『古今』では「物のあはれを知るこころ」、『新古今』では「わび」であり「さび」であり「幽玄」であり、「すきをしりたへたるこころ」であります。
江戸では、芭蕉は浅い砂川を流るる水のもつ軽さとして表現し、人々はこのこころを「意気」といったのであります。
かく考える時、日本人は、芸術の対象に直面し、対決するのに、まずかぎりない抑圧があったにもかかわらず、しかもなお無限に自由なる、自在なる自我を責めたのであります。
これが、中国の南方自由人のこころを嗣ぐこころとなり、一六〇〇年代以後の西欧の芸術的態度に比して、独特な、しかも、重い圧力の中に形成される岩盤の特殊な巌脈のように、一つの日本的様式を形成したのであります。
かくて、日本の美の根底を流れるものが、一言にして、流動してやまざるもの、変化し清新なる清く新しいもの、あくまで滞ることを嫌い、重さを嫌う軽いものと申しますけれども、その新しいというもの、軽いというものは、決して、新しがり、軽薄なるものの意味が、片鱗だもあってはならないのであります。
新しいとは、吐く息の一つ一つが、命をつぐために、あるいは新しいいのちを生み出づるために、一つ一つの自分の中の死んだものを吐きだすことなのでありますが、その呼吸のいずれかの一つで、断然過去