후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
にほんばしふきん
日本橋附近
田山 花袋
田山 花袋의 日本橋附近(にほんばしふきん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,383자 · 37화면
でそれは今でも何うかすると古い絵などに出ておるが、一階建ての長い廊下のような店で、オウイ、オウイという声が絶えずあたりに賑かにきこえたものだった。そして客という客は皆な並んでそこに腰をかけた。つまり番頭が小僧にあれを出せこれを出せという声がそういう風に一つの節となってあたりに響きわたってきこえたのであった。これは越後屋ばかりではない、あの本町通を浅草橋の方へ行く路の角には、それよりももっと大きいあの大丸の店があって、そこでも、そのオウイ、オウイをやっていたのである。
日本橋から浅草の方へ行くのには、今は本石町が主路になっているけれども、その時分には、本町通――乃ち今の山口銀行のあるところから入る路がその主路になっていて、電車になる前の鉄道馬車はかなり後までそこを通っていたのである。私は当時の流行唄であった『ほっぺたおっつけ、合乗ほろかけ、てけれつのば、てけれつのば』などを唄いながら小走りに、よくそこ等を走って通って行ったものであった。
その時分では、銀座は新式のいわゆる煉瓦町であったが、京橋から日本橋、目鏡橋(万世橋)にかけては、ほとんど洋館という洋館はなかった。