후리가나로 읽는 일본 고전
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にっき
日記
宮本 百合子
宮本 百合子의 日記(にっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,193자 · 131화면
十月二十四日
新築の二階二間を使ったが、自分は僧が、如何に寺の中だけで浄げに、尊く見えるかつくづく感じた。せまい俗家の区切りかたや、模様ある襖は、僧服の濃い色彩とひどく相殺する結果になり、ほの暗く、大きく、宏い寺院の本堂で見る美、宗教的優美が全然欠ける。
誠夫氏頻りに、来てくれた名士の名をあげ、母上頻りに、食物のもてなしを受る。ともに寂しかった。咲枝さんが泣いたのを見たら誘われたまらない心持になった。一馬さんと夕食後、となりの燈で互の顔が見えるパーラーでいろいろ話す。八時頃帰宅。
午後十時二十分頃、かなりの地震あり、今暁五時頃も。
十月二十四日(水曜)雨後はれ、
午前、朝日週刊の瀬良文蔵と云う人、原稿をたのみに来る。
一時から三宅氏のところへ行く。集ったもの四五人、中に伊藤朝子と云う人(愛聖と云う雑誌をして居る。)が居る。あの法城を護る人々の中にある女らしい。その人は愛の聖きことを高唱して居るのだろうが、顔にはちっともそう云う美しい純粋なところがなく、やりてらしい。権高な、古びた肉感があるばかりだ。少し心持わるし。
A夜番なのをやめ、一夫さんを呼んで代って貰う。