일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きゅうしゅじん

旧主人・芽生

島崎 藤村

島崎 藤村의 旧主人・芽生(きゅうしゅじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 149,813자 · 302화면

아오조라 문고

ビッショリ汗をかきながら家へ戻って見ると、その年も畠に咲いた馬鈴薯の白い花がうなだれていた。雨に打たれる乾いた土の臭気は新しい書籍を並べた彼の勉強部屋までも入って来た。

七月に入って、広岡理学士は荒町裏の家の方で高瀬を待受けた。高瀬の住む町からもさ程離れていないところで、細い坂道を一つ上れば体操教師の家の鍛冶屋の店頭へ出られる。高い白壁の蔵が並んだ石垣の下に接して、竹薮や水の流に取囲かれた位置にある。田圃に近いだけに、湿気深い。

「お早う」

と高瀬は声を掛けて、母屋の横手から裏庭の方へ来た。

深い露の中で、学士は朝顔鉢の置並べてある棚の間をあちこちと歩いていた。丁度学士の奥さんは年長のお嬢さんを相手にして開けひろげた勝手口で働いていたが、その時庭を廻って来た。

奥さんは性急な、しかし良家に育った人らしい調子で、

「宅じゃこの通り朝顔狂ですから、小諸へ来るが早いか直ぐに庭中朝顔鉢にしちまいました――この棚は音さんが来て造ってくれましたよ――まあこんな好い棚を――」

と高瀬に話した。奥さんはユックリ朝顔を眺められないという風に言ったが、夫の好きな花に趣味も持たない人では無いらしかった。