일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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きゅうぶんにほんばし

旧聞日本橋

長谷川 時雨

長谷川 時雨의 旧聞日本橋(きゅうぶんにほんばし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 158,045자 · 322화면

아오조라 문고

日本橋にはそういう古風なところが多く、いつまでも残されていた。

燈籠の中味は、背景も人物も何もかもが切りぬいた錦絵なのである。三枚つづき五枚つづき、似顔絵のうまい絵師のが絵草紙屋の店前にさがると、何町のどこでは自来也が出来たとか、どこでは和唐内の紅流しだとか、気の早い涼台のはなしの種になった。そしてよく覚えていないが、脚光などの工合もうまく出来ていた、遠見へは一々上手に光りがあててあった。曾我の討入りの狩屋のところなどの雨は、後に白滝という名で売出した、銀紙のジリジリした細い根がけ(白滝として売出したのは、今の左団次のお父さんが白滝とかいう織姫になった狂言の時だったと思う)を、上から下へ抜いて、画心に雨を面白く現わしたりしていた。白い菅糸(これもバラバラした根がけ)でこしらえたのもあった。

何処の家で、今年は素晴らしい切り組みが出来たと噂されるほどなので、なかなか手を尽して、横長角な遠見を、深くせまくした、丁度舞台の額縁の通りなのが、三面ある家も、四角にして四面あるうちもある。一幕目二幕目と続いたのや、または廻り舞台のつづきや、一番目の呼物と中幕と、二番目のを選んだり、更にまたその家の贔屓役者の当り役ばかりを選んで幾場もつくったりした。