후리가나로 읽는 일본 고전
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きゅうぶんにほんばし
旧聞日本橋
長谷川 時雨
長谷川 時雨의 旧聞日本橋(きゅうぶんにほんばし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 158,045자 · 322화면
小僧が二人、箒と衣裳籠と時によると敷蓙の巻いたのを担いでゆく。女中が浴衣を抱え、おとのさんという赤熊のような縮れ毛をした、ブルドック型の色の黒いお附女中が、七ツ道具を金盥へ入れて捧げてゆく。今日日は、花柳界もどきの、そんなふうな磨き道具を素人でも持つが、町家の女房ではまずない図だった。
おおかめさんは、何時も、大勢の娘のうち二、三人を連れていた。娘たちは醜くかったが、父親に似て色の白いのや、母親似で太く逞ましいので、とにかく四隣を圧し、押えに番頭さんの女房である痩せた、ヒョロヒョロの青黄ろい、皺の多い、髪の毛が一本ならべの女が附いてゆくのだ。
その番頭さんの女房も、お附女中のおとのさんも、おおかめさんの近親であるから、おおかめさんの豪勢ぶりも粗豪で異色があり、せまい小川湯は、たちまちこの一群に占領され特設のお風呂場のごとくなってしまう。
元来、大所は、みんな自宅風呂があるのだが、土一升、金一升の土地に、急にのさばり出したものには、金づくだけではその設備をする場所がないのだ。で、豪気な、おおかめさん一家は、けちけち町湯にゆくのが業腹で、白昼大門通りを異風行列で練りだすのだった。