일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やせがまんのせつ

明治十年丁丑公論・瘠我慢の説

石河 幹明

石河 幹明의 明治十年丁丑公論・瘠我慢の説(やせがまんのせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,475자 · 21화면

아오조라 문고

この時、更らに奇怪なりしは仏国公使の挙動にして本来その事件には全く関係なきにかかわらず、公然書面を政府に差出し、政府もし英国の要求を聞入れざるにおいては仏国は英と同盟して直に開戦に及ぶべしと迫りたるがごとき、孰も公使一個の考にして決して本国政府の命令に出でたるものと見るべからず。

彼の下ノ関砲撃事件のごときも、各公使が臨機の計いにして、深き考ありしに非ず。現に後日、彼の砲撃に与りたる或る米国士官の実話に、彼の時は他国の軍艦が行かんとするゆえ強いて同行したるまでにて、恰も銃猟にても誘われたる積りなりしと語りたることあり。以てその事情を知るべし。

右のごとき始末にして、外国政府が日本の内乱に乗じ兵力を用いて大に干渉を試みんとするの意志を懐きたるなど到底思いも寄らざるところなれども、当時外国人にも自から種々の説を唱えたるものなきにあらずというその次第は、たとえば幕府にて始めに使節を米国に遣わしたるとき、彼の軍艦咸臨丸に便乗したるが、米国のカピテン・ブルックは帰国の後、たまたま南北戦争の起るに遇うて南軍に属し、一種の弾丸を発明しこれを使用してしばしば戦功を現わせしが、戦後その身の閑なるがために所謂脾肉の嘆に堪えず、折柄渡来したる日本人に対し、もしも日本政府にて余を雇入れ彼の若年寄の屋敷のごとき邸宅に居るを得せ