일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しゅんせつのでわじのみっか

春雪の出羽路の三日

喜田 貞吉

喜田 貞吉의 春雪の出羽路の三日(しゅんせつのでわじのみっか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,521자 · 33화면

아오조라 문고

もしその融けかけた雪が少しでも崩れたなら、たちまち箱雪車もろとも川の中へ墜落する訳で、時々ヒヤヒヤさせられる。翌二十九日、三浦祠官は朝早くから金沢へ先発せられ、自分は深沢君とともに、またも箱雪車に送られて、後三年の役の遺蹟たる金沢柵址踏査に出かけた。この間約一里。春霞が深くこめて数町先は見えず、眼界の及ぶところことごとく純白な雪の郊野で、シベリヤの氷原もかくやと思われるくらい、その中を薄ボンヤリと、右往左往に橇が通う。雪国の景色を初めて見る自分には、これも日本のうちかと、言い知れぬ異様の感に打たれたことであった。しかもこれが三月も末の二十九日で、自分の郷里の阿波などでは、疾くに普通の桜は散りかけて、八重桜満開の時期なのだから驚く。

自分らの橇の通っている下はことごとく水田で、道路も用水路も構わず、好きな所を好きな方向に、勝手に道を作ってその上を進んで行くのだ。農夫は朝早くから橇で肥料を運搬して、各自自分の地面と思う所へそれを分配している。間違えて他人の地面に置いて行くことはなかろうかと、他目には案じられるが、遠方の立木や山などの見通しで見当をつけて、自分の地面を間違えるようなことは決してないそうな。