후리가나로 읽는 일본 고전
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おうかをよめるく
杉田久女随筆集
杉田 久女
杉田 久女의 杉田久女随筆集(おうかをよめるく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,273자 · 33화면
第四句に至ると、赤い美しい独楽がただ一つ。くすんだ落葉の大地に、きりきりと鮮かな旋律をもてまわり澄みつつあるというので、五句中一番此句が熱もあり、赤き独楽という言葉もまわりすみたるという表現も印象的で、作者の高潮した感興も窺われる。
第五句目は此連作としては、平坦である丈にやや弱い感じが有りはしないだろうか。
此連作落葉という消極的なものに、活動性の独楽を配してほうふつとさせる近代写生の的確さ、中七字にえがきわけられた各々の独楽の活動的な見方、あらわし方に学ぶべき点があると思う。
鶴一羽高歩みして春の水 あふひ
鶴の沢山すむという南国阿久根の里でもよし、ひろやかな、木深い幽苑を想像してもよい。一羽の鶴が春水をしずかにうごかしつつ一歩毎に足を高くぬいては佇み、又おもむろに歩む。水輪のかげがなごやかにあたりのものに揺れうつるという様な景であろう。
立子さんの独楽の句にみる如き溌溂としたものはないが、気品の高い鷹揚な鶴の姿も、春水の感じとよく調和して、おおらかな老巧な句風である。
青簾くらきをこのみ住ひけり 多佳女
大阪も住吉あたりの、青簾をかけわたしたほのぐらい家の内を、ものなつかしくも思いつつ趣味びたりで住んでいる佳人をえがいてごらんなさい。