일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

とうおういぶん

東奥異聞

佐々木 喜善

佐々木 喜善의 東奥異聞(とうおういぶん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 63,862자 · 124화면

아오조라 문고

なんともいえぬ見ともない顔の、臍ばかりいじくっている子であった。ぜひくれると、たっていわれるので、爺はしぶしぶ連れ帰って家においた。

ところがその子どもはしじゅう炉にばかりあたって、腹をあぶりながら、あまり臍ばかりをいじくっているので爺は火箸でちょいとお臍を突いてみると、そこからぶつりと金の小粒がこぼれ落ちた。それからは一日に三度ずつそこから小金が出て爺の家はおかげで富貴となった。

だが婆は欲張り女であったもので、もっと多くの小金を出したいと思って、爺の留守に子どもの臍を火箸でぐんと突くと、金は出ないで子どもは死んでしまった。爺は戻って、これを知って、ひどく悲しんでいると、夢にその子どもが出てきて、泣くな爺さま、おれの顔に似た面を粘土で造って、毎日よく目にかかる竈の柱に掛けておけ、そうすれば家がかならず富み栄えると教えてくれた。この子どもの名まえをばヒョウトクといった。それゆえこの辺の村々では今日までも、醜いヒョウトクの面をば粘土や木で造って竈男という柱に掛けておく。これを竈神とも竈地蔵とも、また名まえそのままヒョウトクとも呼んでいる(1)。

自分は好例をあまた挙げる知識をもたぬが、火を司る者が人類にもっともたいせつな役目であった。