후리가나로 읽는 일본 고전
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かきいろのかみふうせん
柿色の紙風船
海野 十三
海野 十三의 柿色の紙風船(かきいろのかみふうせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,032자 · 28화면
紙風船の作業は、一番初めに、あの花びらのような材料の組み合わせを作る。たとえば赤と黄との二色を、一つ置きに張った風船をつくるのであると、そのような二種の花びらを揃える。それから一枚一枚、すこしずつ外して並べ、ゴム糊を塗る。それが一役。
次へ廻ると、ゴム糊の乾かぬほどの速度で、その花びらを一つ置きに張ってゆく。すると台のない提灯のようなものが出来る。これが一役で、四五人でやる。
今度はそれの乾いた分から取って、半分に折り、丁度お椀のような形にする。これも一役。
次は私と五十嵐庄吉とのやっている作業であるが、二人の間に、張型のフットボールの球に足をつけたようなものが置いてある。まず五十嵐の方が、二つに折られて来た紙風船をとって、いきなりこのフットボールの上にパッと被せる。すると私は、オブラートに糊をつけたものを持っていて、その風船の肛門のようなところへ円い色紙をペタリと貼りつける。すると間髪を入れず、五十嵐の方が風船をフットボールから外すと、素早くお椀みたいなのを裏返しにして、もう一度フットボールの上に載せる、すると反対の側の風船の肛門が出てくるから、私は小さい穴のあいている方のオブラートをペタリと貼るのである。