후리가나로 읽는 일본 고전
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つちのなかからのはなし
桜の森の満開の下
坂口 安吾의 桜の森の満開の下(つちのなかからのはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 76,558자 · 153화면
天皇の内裏も兵士によって囲まれた。使者の読みあげる宣命に「天皇の器にあらず、仲麻呂と同心して我を傾ける計をこらし」と書かれていた。即座に退位を命ぜられ、淡路の国へ流された。そして翌年、配所で死んだ。
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上皇は法体のまま重祚して称徳天皇と云った。出家の天皇には出家の大臣がいてもよかろうと仰せがあって、道鏡は大臣禅師という新発明の官職を与えられた。
翌年、太政大臣禅師となり、二年の後に、法王となった。
それは女帝の意志だった。
女帝は道鏡が皇孫であり、ただの臣下ではないことを、そのしるしを、天下に明かにしたかった。そして二人の愛情の関係自体も。皇孫だから。そして、愛人なのだから。女帝は法王という極めて的確な言葉に気附いて喜んだ。
法王の月料は天子の供御に準じ、服食も天子と同じものだった。宮門の出入には鸞輿に乗り、法王宮職が設けられ、政は自ら決した。それはすべて女帝が与えた愛情のあかしであった。名にとらわれる女は、然し、更に、実質の信者であった。名は、そして、人の口は、女帝はすでに意としなかった。事実はただ一つ、道鏡は良人であった。
道鏡は堕落の悔いを抑えることができていた。