일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

つちのなかからのはなし

桜の森の満開の下

坂口 安吾

坂口 安吾의 桜の森の満開の下(つちのなかからのはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 76,558자 · 153화면

아오조라 문고

禅僧

雪国の山奥の寒村に若い禅僧が住んでいた。身持ちがわるく、村人の評判はいい方ではなかった。

禅僧に限らず村の知識階級は概して移住者でありすべて好色のために悪評であった。医者がそうである。医者も禅僧とほぼ同年輩の三十四五で、隣村の医者の推薦によって学校の研究室からいきなり山奥の雪国へやってきたが、ぞろりとした着流しに白足袋という風俗で、自動車の迎えがなければ往診に応じないという男、その自動車は隣字の小さな温泉場に春半から秋半の半年だけ三四台たむろしている。勿論中産以下の、順って村大半の百姓には雇えない。

農村へ旅行するなら南の方へ行くことだ。北の農家は暗さがあるばかりで、旅行者を慰めるに足る詩趣の方は数えるほどもありはしない。この山奥の農村では年に三人ぐらいずつ自殺者がある。方法は首吊りと、菱の密生した古沼へ飛び込むことの二つである。原因は食えないからというだけで、尤も時々は失恋自殺もあるのだが、後者の方は都会のそれと同じことで、村人の話題になっても陽気ではある。珍らしく一人の旅人がこの村へ来て、散歩にでたら葬式にでっくわした。この葬式は山陰の崩れそうな農家から出発、今や禅寺をさして行進を開始したところだが、先頭が坊主で、次に幟のようなものをかついだ男、それにつづく七八名で、ジャランジャランという金鉢のよう