후리가나로 읽는 일본 고전
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しょくぶついちにちいちだい
植物一日一題
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 植物一日一題(しょくぶついちにちいちだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,011자 · 312화면
ノイバラの実、営実
古来どんな人でも一向にこの点に気がつかず、その間違いを説破した者が一人もないとはどうしたもんだ、オカシナ話である。
ハギとしてある萩の字も和製字で、これは秋に盛んに花がひらくので、それで艸冠りに秋の字を書いた訳で、中国にある本来の萩の字ではない。この中国の萩は蒿(ヨモギの類)であると字典にあってハギとは何の関係もない。すなわちこれは神前に供えるからサカキに対しての榊をつくったのと同筆法である。
ノイバラの実、営実
ノイバラ(Rosa multiflora Thunb.)の実は小形で小枝端に簇集して着いていて、秋に赤熟する。採ってこれを薬用とするがその名を営実といわれている。梁の陶弘景という学者は「営実ハ即チ薔薇ノ子也」といっている。
明の時代の学者である李時珍は、その著『本草綱目』巻之十八、蔓草類なる墻(薔薇)すなわちノイバラの「釈名」の項で時珍のいうには、「其子成シテレ簇ヲ而生ジ如ク二営星ノ一然リ故ニ謂フ二之ヲ営実ト一」とある。そうするとこのノイバラの実が簇成していてそれが営星のようだから、それでその実を営実というのだとの意味である。なおこの実については時珍はその集解中で「結ビレ子ヲ成スレ簇ヲ生ハ青ク熟ハ紅シ」