후리가나로 읽는 일본 고전
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しょくぶついちにちいちだい
植物一日一題
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 植物一日一題(しょくぶついちにちいちだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,011자 · 312화면
また山薬をヤマノイモとしているのも同様全くの間違いである。元来山薬とは薯蕷の一名であるから薯蕷がヤマノイモでない限り、山薬もまたヤマノイモたり得ない理屈だ。そしてこの山薬が薯蕷の代名となったのには一つのイキサツがあるのだが、その訳は別項「ナガイモとヤマノイモ」の条下に記してある。
我邦従来の習慣を破って薯蕷がヤマノイモではないことを絶叫したのは私であって、以前その委曲を発表したのは昭和二年で、その年の十二月に発行せられた『植物研究雑誌』第四巻第六号の誌上においてであった。題は「やまのいもハ薯蕷デモ山薬デモナイ」であって詳しく、その事由を図入りで説明しておいた(『牧野植物学全集』第六巻に転載)。ではその薯蕷とはなにものか、それはナガイモ(Dioscorea Batatas Decne.)だ。
このナガイモにはその根に種々な変わり品があって圃につくられている。ヤマトイモ、キネイモ、イチョウイモ、テコイモ、ツクネイモ、トロイモなどがそれである。そしてこのナガイモは中国の産ではあるが、また、我国の産でもあって、我国での野生品は往々河畔の地などにこれが見られる。