일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

じろうものがたり

次郎物語

下村 湖人

下村 湖人의 次郎物語(じろうものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,443자 · 398화면

아오조라 문고

そのつもりで、こちらのお鉢にうんと入れておきましたから。ほほほ。」

「それはどうも。……しかし、今日はとくべつですよ。何しろ、暗いうちに茶ものまないでうちを飛び出して、やっと昼飯にありついたというわけですからね。」

田沼先生は、そう言って、もう一度大きく笑った。しかし、朝倉夫人はもう笑わなかった。笑いかけていた朝倉先生や小川先生の顔も、何かにつきあたったように固くなった。そうした顔を見くらべていた次郎の眼は、もう一度、田沼先生のほうに注がれたが、その時には、田沼先生も次郎のほうを見ていた。二人の眼はあってすぐはなれた。しかし、次郎には、何で田沼先生が自分のほうを見たかがわかるような気がした。

食事がすむと、いつもなら、各部から緊急な報告や、ちょっとした生活上の注意などをやり、そのあと五分か七分雑談をやってすごすことになっていたが、塾生たちは、田沼先生が食卓に顔を出すと、きまってその雑談の時間を先生に提供することにしており、先生もそのつもりで、いつも何かちょっとした話の種を用意しているのだった。ところが、今日は、その時間になると、すぐ朝倉先生が言った。