일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

じろうものがたり

次郎物語

下村 湖人

下村 湖人의 次郎物語(じろうものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,443자 · 398화면

아오조라 문고

「今日は、田沼先生は、あとですこし時間をかけて、ある大事なことを諸君にお話しくださるはずだから、いつものおねだりはやめにして、これで解散する。午後は読書会の時間になっているが、その時間にお話をうけたまわることにしたい。お話がすんだあと、読書会がやれるかどうかわからないが、その用意だけはしておいてもらいたい。」

塾生たちはいつにない緊張した顔をして食卓をはなれた。

そのあと、塾長室には、三先生のほかに、朝倉夫人と次郎とが集まった。夫人も次郎も、食卓をはなれて事務室に行きかけたところを、田沼先生に呼びこまれたのであった。

田沼先生は椅子に深く身をうずめ、両手を前にくみ、伏目がちになって話しだした。言葉の調子には、すこしも興奮したところがなかった。むしろ重々しい、考えぶかい調子だった。事変の輪郭は恭一からの電話と変わりはなかったが、もっとくわしく、具体的で、確実性があった。

叛乱に参加したのは、近衛歩兵第三連隊・歩兵第一、第三連隊・市川野戦砲第七連隊などの将兵の一部で、三宅坂・桜田門・虎の門・赤坂見附の線の内側を占拠し、陸軍省・陸相官邸・参謀本部などはもとより、警視庁もすでにその占領下にあり、各所に立てられた旗じるしには、「尊王討姦」