후리가나로 읽는 일본 고전
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わたしのこどもじぶん
沖縄女性史
伊波 普猷
伊波 普猷의 沖縄女性史(わたしのこどもじぶん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,877자 · 60화면
だいぶ後になって玉那覇先生は「今後の人はこういうものも知っていなくてはいけない」といってイロハと算術を私達に教えた。しかし学校に入学しろとすすめたことは一度もなかった。
私の家では祖父さんがなくなり、また引続いて祖母さんもなくなったので、血気の盛んな私の父はだんだん放縦になって、酒色に耽るようになった。そして家庭の平和は破れて、私は子供心に悲哀を感じた。しかしこういうことは独り私の家にかぎったことでもないから、この事はあまりくわしく述べずに置こう。とにかく当時の沖縄の男子で子供の教育なぞのことを考えるものは一人もなかった。私の母は子供をこのままにしておくのは将来のために善くないということに気がついて、学校に出す気になった。父はこの意見にはあまり賛成しなかったが、母が独断で明治十九年の三月に師範学校の附属小学校に入校願を出した。しかしその時は人員超過で後廻しにされた。その頃、附属の主事の戸川という先生が家の座敷を借りに来たのをさいわい、母はさっそくこの先生をつかまえて一種の交換問題を提出した。それは今後私を附属に入れてくれるなら座敷を貸して上げようということであった。