후리가나로 읽는 일본 고전
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いきにんぎょう
活人形
泉 鏡花
泉 鏡花의 活人形(いきにんぎょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,111자 · 82화면
二 系図
ああいうのですから、病人の意にお任せなさい。病人はまた、「そうして他の人に聞かしとうございませんから、恐入りますが先生はどうぞあちらへ。……とありければ、医師は本意無げに室の外に立出でけり。
二 系図
病人は苦痛を忍びて語り出だしぬ。
我は小田原の生にて本間次三郎という者。幼少の折父母を失いければ、鎌倉なる赤城家に嫁ぎたる叔母の許にて養われぬ。仮の叔父なる赤城の主人は大酒のために身を損いて、その後病死したりしかば、一族同姓の得三といえるが、家事万端の後見せり。
叔母には下枝、藤とて美しき二人の娘あり。我とは従兄妹同士にていずれも年紀は我より少し。多くの腰元に斉眉かれて、荒き風にも当らぬ花なり。我は食客の身なれども、叔母の光を身に受けて何不自由無く暮せしに、叔母はさる頃病気に懸り、一時に吐血してその夕敢なく逝りぬ。今より想えば得三が毒殺なせしものなるべし。さる悪人とはその頃には少しも思いがけざりき。
されば巨万の財産を挙げて娘の所有となし、姉の下枝に我を娶わせ後日家を譲るよう、叔母はくれぐれ遺言せしが、我等の年紀の少かりければ、得三は旧のまま一家を支配して、己が随意にぞ振舞いける。