후리가나로 읽는 일본 고전
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うみにいくるひとびと
海に生くる人々
葉山 嘉樹
葉山 嘉樹의 海に生くる人々(うみにいくるひとびと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 161,305자 · 321화면
彼らはまた食事と食事との間に、間食することができない。彼らは食事に際して、そこに盛られた量以上の菜は絶対に食い得ない。また、それ以外の菜も海上において求むべき方法がない。ちょうど彼らは囚人が、その胃腸を少食のためにそこないつつ、堪えられない飢えを訴え、次の食事に対して焦燥を感じつつ待つのと、同様である。
セーラーたちが、食事をそれほど待ち、むさぼるのは、それが自分自身のためにする(これは資本家のために、再生産することにもなる)唯一の生活手段であるからだ。自分のためにする何らの仕事のない時、ただ一つの自分自身の事があるならば、それはだれにでも、重大に取り扱われねばならないことだ。ことにそれがパンの問題に関する時は、なおさらそうでなければならない。
実際彼らは、その食事を、実際より以上に、想像をもって調理して食うのである。じゃがいものうでたのが塩で味をつけて盛られてあると、彼らは、それをキントンと呼ぶのである。そして、それは全くきんとんのようにうまいのである。
外国航路における船では、決してこんな状態ではないが、それにしても心理的には、やはりそうである。