후리가나로 읽는 일본 고전
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かいていとし
海底都市
海野 十三
海野 十三의 海底都市(かいていとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,118자 · 168화면
しかし僕にはそれらがどういう役をするものであるか、一つとして見当がつかなかったので、そのまま収ってもらうことにした。
僕と五人のトロ人は、大ぜいに見送られて出発した。
それから僕は五人の者に案内せられて、例の不愉快な旅行をつづけた。
「ヤマ族には、影というものがないのですかねえ」
ビロという若者は、途中でえらい発見をして、僕にたずねた。
僕はぎくりとした。
「それはね、影のある者もあるし、ない者もあるんだ」
「ふしぎですね。われらトロ族はみんな一つずつ影を持っていますよ」
「そうだろうね」
「なぜ、ヤマ族には、あなたのように影のない人があるのでしょうか」
僕は返答に困った。
「ま、その訳を話すと長くなるから、しないでおくが、要するにわれわれヤマ族では、影なんかどうにでもなるんだ。一人で五つも六つも影を持っている者もある」
「ほう。それは、ますますふしぎだ」
ビロはびっくりしたようだ。
僕は、決してでたらめをいったわけではない。物の影などというものは光線の数によって決まるものだ。
つぼのうしろに、一本の蝋燭をたてると、つぼの影は一つできる。もしこのとき蝋燭を二本にするとつぼの影は二つになる。