후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
りんらくのせいしゅん
淪落の青春
坂口 安吾의 淪落の青春(りんらくのせいしゅん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,729자 · 36화면
シャイロックぐらいに思いきって徹すると、愛嬌のあるところもあり、モヤのかゝったところがないせいか、不潔でないような受けいれ方ができる。
とうとう幸蔵親子七人を土蔵へ閉じこめてしまった。土蔵も二つあるが、幸蔵の住宅になった方は破れて使い物にならなくなった方で、石ウスだの一斗釜だのという置き場にこまる邪魔物の外は置いてない。畳も敷いてないところへ追いやって、内部を住宅向きにフシンしたけりゃ自分の金でやれという。幸蔵は文なしだから、土蔵の中で動物園の動物程度の生活をしている。
この幸蔵が貞吉の生還を喜ばないのである。貞吉というヤッカイ者が一人ふえると益々自分たちが邪魔にされるというらしい様子だが、貞吉にはそれが阿呆らしくて仕方がない。動物園の動物以上に虐待の仕様もないではないか。
けれども、貞吉をいっぱし邪魔物にヤッカイな奴めという風に扱う。それは正一郎が貞吉の生還をウルサガリ、ヤッカイ者に扱うから、それにウマを合わせて正一郎の御機嫌をとり結ぶという様子でもあり、それはお世辞を使ったって一文のタシにもならないのだが、シシとして、たゆまず貞吉を咒い邪魔がっているのである。