일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こなんのおうぎ

湖南の扇

芥川 竜之介

芥川 竜之介의 湖南の扇(こなんのおうぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,079자 · 19화면

아오조라 문고

彼女はちょっと目礼したぎり、躍るように譚の側へ歩み寄った。しかも彼の隣に坐ると、片手を彼の膝の上に置き、宛囀と何かしゃべり出した。譚も、――譚は勿論得意そうに是了是了などと答えていた。

「これはこの家にいる芸者でね、林大嬌と言う人だよ。」

僕は譚にこう言われた時、おのずから彼の長沙にも少ない金持の子だったのを思い出した。

それから十分ばかりたった後、僕等はやはり向い合ったまま、木の子だの鶏だの白菜だのの多い四川料理の晩飯をはじめていた。芸者はもう林大嬌の外にも大勢僕等をとり巻いていた。のみならず彼等の後ろには鳥打帽子などをかぶった男も五六人胡弓を構えていた。芸者は時々坐ったなり、丁度胡弓の音に吊られるように甲高い唄をうたい出した。それは僕にも必ずしも全然面白味のないものではなかった。しかし僕は京調の党馬や西皮調の汾河湾よりも僕の左に坐った芸者に遥かに興味を感じていた。

僕の左に坐ったのは僕のおととい江丸の上から僅かに一瞥した支那美人だった。彼女は水色の夏衣裳の胸に不相変メダルをぶら下げていた。が、間近に来たのを見ると、たとい病的な弱々しさはあっても、存外ういういしい処はなかった。